少し時間が経ってしまいましたが、11/19,20の2日に渡り、こども園ミュージアムを開催しました。
子どもたちがそれぞれの年齢なりに、自分や自分たちで考え、作った作品が園庭一杯に並びました。(晴れてよかった!)
今回、年中さんと年長さんは、数名のグループに分かれ、何をどのようにして作るか細かなところまで全て子ども達自身が考え相談しながら進めていきました。
グループで活動を進めていくことは今までの行事の中でも経験してきたことです。しかし今回は特に保育者は見守り役に徹し必要以上の手出しはしないように意識しました。
最初はなかなか話し合いが進まなかった子ども達ですが、日を重ねるにつれ活発な意見の出し合いができるようになりました。時に絵や文字を書くなどコミュニケーションにも成長がみられました。
このような過程を経て実際作品を制作する際には、色々な工夫や表現が現れ世界に一つの素晴らしい作品が出来上がりました。作品の隅々にまで思いが詰まっているだけに、園庭に展示したときに、細かい石が段ボールの上に乗ると、誰からともなくさっと払い除ける姿が見られました。
お家の人に見てもらい大満足のこども園ミュージアム終了後の月曜日。展示後の作品をどうするか話し合いました。グループで話し合った結果、
(1)園児バックに入れて持ち帰る
(2)廃材に戻す(リサイクルする)
という二つの意見が出ました。両方の少しずつをとって、どうしても欲しいと思う部品は持ち帰り、残りは廃材に戻すことになりました。
製作から片付けまで全て自分達の手で取り組んだこども園ミュージアムは、子ども達の心の中に思い出の一つとして残っていってくれたらなと思います。